テッド・ウイリアムズの引退
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「1960年のメジャーリーグベースボール」の記事における「テッド・ウイリアムズの引退」の解説
ボストン・レッドソックスのテッド・ウィリアムズが42歳になったこの年限りで引退した。デビュー以来第二次大戦でも朝鮮戦争でも兵役に就いて戻ってきた時に復帰してシーズン打率三割を割ったことが無かった。しかし前年ついに三割を初めて割り、それでもこの年は113試合・打数310・安打98本で打率.316、本塁打29本、打点72の成績であった。 通算打率.344・通算本塁打521本・通算打点1839・通算安打2654本、首位打者6回・打点王4回・本塁打王4回、三冠王2回、4割打者1回、他に4打席連続本塁打、16打席連続出塁。第二次大戦と朝鮮戦争で前後5年間の兵役での空白期間が無ければもっと記録が伸びたと言われている。最後の本塁打521本目はこの年の本拠地最終戦でウイリアムズにとっても現役最後の試合で打ったものだった。1941年の打率.406は近代野球最後の4割達成としてその後は誰も4割を打っていない。(1966年殿堂入り)
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