テクニカルカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:53 UTC 版)
「ハッセルブラッドのカメラ製品一覧」の記事における「テクニカルカメラ」の解説
フレックスボディとアークボディがある。アークボディは専用レンズしか使えない。 フレックスボディ(FlexBody 、1995年発売) - バックティルト前後各28度及びバックライズ/フォール上下各14mmの機構内蔵のテクニカルカメラ。通常のハッセルブラッドVシステム用レンズシャッター付レンズ、マガジン、ファインダーが使用可能。ピント合わせはレンズ本体のヘリコイドの他に前枠で24mm繰り出せるためレンズ本体の最短撮影距離より若干短縮される。フィルム巻き上げはマガジンのクランクにて行う。広角レンズのディスタゴンはレトロフォーカス式のためイメージサークルが小さくほとんどシフトできず、100-150mm辺りのレンズを使って商品撮影するのに向いている。シャッターチャージするのにいちいちフィルムマガジンに引き蓋をしなければならず、面倒である。 アークボディ(ArcBody 、1997年発売) - バックティルト前後15度及びバックライズ/フォール上下28mmの機構内蔵のテクニカルカメラ。フィルムマガジンはハッセルブラッドVシステムと共通。ファインダーも共通だがメーカーでは天地正像になるRMfxファインダーを推奨している。レンズは大判用レンズの流用なのでイメージサークルが広くシフトの範囲が広く、フレックスボディと比較するとシャッターチャージも楽である。
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