ツール・ド・フランス1914とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ツール・ド・フランス1914の意味・解説 

ツール・ド・フランス1914

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/14 03:59 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

ツール・ド・フランス1914は、ツール・ド・フランスとしては12回目の大会。1914年6月28日から7月26日まで、全15ステージ、全行程5405kmで行われた。この大会を最後に、第一次世界大戦のため1918年までツール・ド・フランスは中止され、1919年に再開する。

レース概要

第1ステージで早くも総合首位に立った前年の覇者、フィリップ・ティスは、その後の山岳ステージでも他を圧倒。第9ステージ時点では2位に44分30秒の差をつけ、楽勝ムードが漂っていた。

ところが第14ステージにおいて、規則違反のホイールを使用していたとして30分のペナルティが課せられ、追撃に出ていた総合2位のアンリ・ペリシエとの差は一気に1分50秒差にまで縮まった。最終第15ステージ、大逆転を狙うペリシエは今大会3度目の区間優勝を果たしたが、ティスも何とかペリシエと同タイムとなる区間3位に食い込み、史上2人目の大会2連覇を達成した。

総合成績

順位 選手名 国籍 時間
1 フィリップ・ティス  ベルギー 200時間28分48秒
2 アンリ・ペリシエ フランス +1分50秒
3 ジャン・アラヴォワーヌ フランス +36分53秒
4 ジャン・ロシユ  ベルギー +1時間57分05秒
5 ギュスタヴ・ガリグー フランス +3時間00分21秒
6 エミール・ジョルジュ フランス +3時間20分59秒
7 アルフォンス・スピーセンス  ベルギー +3時間53分55秒
8 フィルマン・ランボー  ベルギー +5時間08分54秒
9 フランソワ・ファベール ルクセンブルク +6時間15分53秒
10 ルイ・ウースガン  ベルギー +7時間49分02秒

総合首位者

選手名 国籍 首位区間
フィリップ・ティス  ベルギー 全区間
ジャン・ロシユ  ベルギー 第2-第4

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ツール・ド・フランス1914のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ツール・ド・フランス1914のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのツール・ド・フランス1914 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS