チーム協会との交渉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/10 18:21 UTC 版)
「コンコルド協定」の記事における「チーム協会との交渉」の解説
2009年以降は分裂騒動が鎮静化したが、2013年のコンコルド協定更改に向けて、FOTAとエクレストンとの駆け引きは続けられた。FOTAはF1の株式取得に興味があることを表明し、メディア王のルパート・マードックやフェラーリが関連する投資会社ルクソールがパートナーとして噂された。しかし、マードックが経営するニューズ・コーポレーションにスキャンダルが発覚し、この話は立ち消えとなった。 FOTAは更改交渉において一枚岩であることをアピールしようとしたが、2011年末にレッドブルとフェラーリが脱退した。この2チームに対しては、F1の持ち株会社の経営に関与できる特別契約が約束されたと報道された。その後、マクラーレンも同じ条件で合意し、メルセデスが待遇の差に不満を示したものの、チーム側との交渉は前回のような揉め事もなく推移した。 しかし、財政面ではチーム側との合意にこぎつけたものの、技術面で2014年より導入される新エンジンルール(1.6リッター・V6ターボ)の費用負担などを巡ってFIAとの交渉が難航。結局同年9月にFIA - FOM間の契約が結ばれたものの、各チームとの契約は未締結である(2013年10月現在)。 なお、11チーム中でマルシャのみがFOMとの合意に達していない。
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