チョン・ヤギョン(丁若鏞):ソン・チャンウィ-(小森創介)
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ホン・グギョンが朝廷から去った後、彼と入れ替わる形でサンの右腕となる人物。成均館の試験問題を早々に書き上げて授業を抜け出し、塀を乗り越えようとしたところ、通りかかったサンに手を貸すように頼む、というのがサンとの出会いだった。回答があまりにも前衛的すぎたため、サン自らが採点するまでは科挙に落第し続けていた。仕事に熱中すると部下が呼んでいるのも耳に入らなくなるばかりか、時間を忘れて夜中にサンに報告に赴いたり、サンに報告書を提出する時間を忘れたりもする。無類の読書好きで、チャン・テウから法の改正や提案の件で叱責されたにも拘らず、「テウ様の著書の中でどうしても手に入らない一冊を貸してほしい」と嘆願し、彼を呆れさせてしまったほどである。豊富な知識と物怖じしない豪胆さが買われてサンの側近となる。暗行御使(アメンオサ)として京畿道に赴任したり、宋応星の『天工開物』を元に挙重機(コジュンギ。当時のクレーンにあたる機械)を発明して、新しい首都および商業の中心地になる予定だった水原華城の建設にも深く関わる。サンの絶対的な信頼を受け、承政院左副承旨(スンジョンウォン チャブスンジ 正三品堂上相当)に昇進し、王の「遷都」を含めた改革に協力する。
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