チベット仏教における供養
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:53 UTC 版)
二種供養利供養:香・華・飲食など財物を供養すること 法供養:僧が法を説くなど修行して衆生を利益する供養 三種供養利供養 敬供養(讃嘆恭敬する供養) 行供養(仏法を行ずる供養) 四事供養飲食・衣服・臥具・湯薬 五供養(密教)塗香・華・焼香・飲食・灯明 六種供養閼伽(あか=水)・塗香・華・焼香・飲食・灯明。 「閼伽・塗香・華」については全く同一の形状の「六器」により1対3組を、「焼香」は「火舎(香炉)」、「飲食」は「飲食器(おんじきき)」、灯明は油を満たした器にて祀る。 七種供養 チベット式。全く同一の形状の「七器」を用いる。「七器」すべてに水を注いで供物の代用とする方法や、灯明のみバターランプ器を用い、残る器に実際に供物を盛る方法がある。 一般的な方法:漱口水・洗足水・華・焼香・灯明・塗香・飯食父タントラ:飲食(ニューデ nee wi dyā)・塗香(ゲーンデ gandhe)・灯明(アーローケ ā lo ke)・焼香(ドゥーペー dhu pe་)・華(ヒューペー puṣhpe)・洗足水(パーデム pādyaṃ )・閼伽(アーガム arghaṃ) 母タントラ:閼伽(アーガム arghaṃ)・洗足水(パーデム pādyaṃ)・華(ヒューペー puṣhpe)・焼香(ドゥーペー dhu pe)・灯明(アーローケ ā lo ke)・塗香(ゲーンデ gandhe)・飲食(ニューデ nee wi dyā) 八種供養 七種供養に音楽(シャプタ shapta)を加えたもの。 十種供養華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・繒蓋憧幡(そうがいどうばん)・衣服・妓楽・合掌 などがある。
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