チベット人ラマによるとされた偽書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:30 UTC 版)
「オーラ」の記事における「チベット人ラマによるとされた偽書」の解説
1957年には、イギリスに亡命したチベット人ラマ、ロブサン・ランパの回想という触れ込みで『第三の眼』が出版されたが、この青年僧は秘法の伝授を受け、肉体を離れた分身が宇宙の好きなところに行くことができ(星への旅)、第三の眼が開眼しオーラを読むことで相手の本当の考えを知ることができるなどとされ、ダライ・ラマ13世に仕えたとされていた。実際ロブサン・ランパはチベット人ではなく、本名シリル・ヘンリー・ホプキンズというイギリス人で、この本は偽書であったが、当初は実録として出版され、疑いがもたれてからも売れ続け大ベストセラーになった。多くの西洋人にとって新たな聖典となり、「ランパ友の会」が作られ、星への旅やオーラを読むことが試みられた。
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