ダンスの構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 10:09 UTC 版)
ダンスはチップ (tip) という単位で行われている。一つのチップでは「ホーダウン」や「ハッシュ」と呼ばれる形式のコールと「シンギング」と呼ばれる形式のコールを行う。チャレンジプログラムでは「シンギング」が省略されることが多い。 ダンサーは男性が左・女性が右に立ち男性の右手と女性の左手を繋いだカップルを4つ作り、それぞれ90度ずつ角度を変えて正方形を作り、全員がその正方形の内側を向いて立つ。この状態をStatic Squareという。 Static Squareの状態からコーラーの指示に従って動作し続けると、8人全員が元のStatic Squareの位置に戻る。Static Squareから動作し元のStatic Squareに戻るまでを1 Sequenceという。このSequenceをいくつか集めたものを「ホーダウン」や「ハッシュ」という。 これに対し「シンギング」では、Static Squareの状態からコーラーの指示に従って動作し続けると女性だけが反時計回りに1つずれた位置のStatic Squareに戻ってしまう動作を4回含める。これにより、コーラーが1曲歌う間にダンサーは一回ずつ全員をパートナーにして動作する時間がある。曲が終わるときはオリジナルのパートナーに戻るようになっている。「シンギング」に用いる曲は Opener Fig 1 Fig 2 Middle Break Fig 3 Fig 4 Closer の7パートに分かれており、おのおのパートが16小節ずつという構成になっている。上記7パートのうちFig 1 - Fig 4の4つが女性が反時計回りに1つずつずれて戻るようなSequenceになっている スクウェアダンスの合間にラウンドダンスが踊られる、チャレンジプログラムを中心としたパーティーやコンベンションでは省略される場合が多い。
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