ダラーラ・F2_2018とは? わかりやすく解説

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ダラーラ・F2 2018

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 08:24 UTC 版)

ダラーラ・F2 2018
2018年
カテゴリー FIA F2選手権
コンストラクター ダラーラ
先代 ダラーラ・GP2/11
後継 ダラーラ・F2 2024
主要諸元
シャシー サンドイッチアルミニウム/カーボン モノコック
サスペンション(前) プッシュロッド トーションバー ダブルウィッシュボーン
サスペンション(後) プッシュロッド ダブルウィッシュボーン
全長 5,224mm
全幅 1,900mm
全高 1,097mm
ホイールベース 3,135mm
エンジン メカクローム 3,400cc V6 ターボ ミッドシップ
トランスミッション ヒューランド製 6速 セミAT パドルシフト メカニカル式デフ
重量 720kg以上(ドライバー込み)
燃料
タイヤ ピレリ
主要成績
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ニック・デ・フリースが駆るF2 2018(レッドブル・リンクにて)

ダラーラ・F2 2018Dallara F2 2018)もしくはダラーラ・F2/18Dallara F2/18[1]は、イタリアレーシングカーコンストラクター、ダラーラが製作したフォーミュラカーである。2018年から2023年までFIA F2選手権で使用されていた。

概要

2017年8月31日、F1・第13戦イタリアGPが行われるモンツァで初公開された。外観は、後方に傾斜するフロントウイングや、ターニングベーン、サイドポンツーン、ワイド・アンド・ローになったリヤウイングなど、当時の最新F1マシンのエアロデザインを反映したものになっている。また、コクピット上部には2018年からF1で採用されているドライバー保護システム「ハロ」最新版が装着されている[2]

エンジンはメカクローム製で、GP2時代から搭載されていた4.0 L (244 cu in) V8自然吸気エンジンを3.4 L (207 cu in) V6シングルターボエンジンを搭載[3]

タイヤはピレリを使用する。

変わったところでは、2025年公開予定の映画『F1/エフワン』において、同映画の主な舞台となる「APX GP」チームが使用するマシンのベースとして使われている。映画内で使用されるマシンは、2023年時点のF1レギュレーションに従った空力などのモディファイが行われているほか、「メルセデスエンジンを搭載している」設定のため、カラーリングもメルセデスや同チームのスポンサーロゴが入ったものとなっている[4]

脚注

  1. ^ “F2 reveals new car, confirms halo from 2018”. speedcafe.com (Speedcafe). (2017年9月1日). オリジナルの2017年9月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170901110822/http://www.speedcafe.com/2017/09/01/f2-reveals-new-car-confirms-halo-2018/ 2017年9月1日閲覧。 
  2. ^ FIA F2、2018年から導入の新型マシンを初公開。V6ターボエンジン&ハロ採用”. オートスポーツWeb. SAN-EI (2017年9月1日). 2024年12月5日閲覧。
  3. ^ Noble, Jonathan (2015年11月24日). “Exclusive: Mecachrome applies for Formula 1 engine tender”. motorsport.com. Motorsport Network. 2015年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月24日閲覧。
  4. ^ ブラッド・ピットのF1映画の撮影がスタート。架空チーム『APXGP』のマシンがシルバーストンを走行 - オートスポーツ・2023年7月7日

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