タンナファクルーとは? わかりやすく解説

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タンナファクルー

読み方たんなふぁくるー

黒糖小麦粉、卵で作った沖縄伝統素朴な菓子名前の由来は、菓子作った「玉那覇(たんなふぁ)」さんが作った黒い(くるー)菓子が、沖縄なまりと簡略化でタンナファクルーになったという。

タンナファクルー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/09 15:30 UTC 版)

タンナファクルー
種類 菓子
発祥地 日本
地域 沖縄県
関連食文化 日本料理
考案者 玉那覇二郎
誕生時期 明治時代
提供時温度 常温
主な材料 小麦粉黒糖鶏卵水飴膨張剤
類似料理 クンペン
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タンナファクルーは、沖縄県郷土菓子

概要・起源

明治時代に、首里で菓子商を営む玉那覇二郎(タンナファ・ジルー)によって考案された。溶かした黒糖小麦粉重曹[1]を混ぜてこね、丸く型抜きして焼いた安価で素朴な焼菓子である。元来、琉球王家にはクンペンという胡麻入りの高級菓子があったが、庶民には高嶺の花で手が届かなかった。タンナファクルーは、クンペンの代用品で餡を用いていない。

「タンナファクルー」という名称は二郎のあだ名に由来する。「クルー」は「黒(い人)」の意で、二郎が色黒であったためについたあだ名であったという[2]

脚注

  1. ^ 当時のレシピ。現在市販されているものには、鶏卵牛乳などが加えられている。
  2. ^ 「黒」は菓子のこんがり焼けた色を表すという異説もある。

関連項目

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