タム山塊とは? わかりやすく解説

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タム‐さんかい〔‐サンクワイ〕【タム山塊】


タム山塊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/03 10:14 UTC 版)

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タム山塊
頂上深度 1,980メートル (6,500 ft)[1]
高さ 4,400メートル (14,400 ft)[1]
所在地
所在地 北西太平洋
山脈 シャツキー海台
座標 北緯33度 東経158度 / 北緯33度 東経158度 / 33; 158座標: 北緯33度 東経158度 / 北緯33度 東経158度 / 33; 158[2][3]

タム山塊 (タムさんかい、Tamu Massif) は、北西太平洋に位置する海底の高まりである。日本の東約1,600kmにあるシャツキー海台の中にある最高地点。山頂は海面下約2,000m、麓は約6,400mの深さである[1]

シャツキー海台は、約1億4,500万年前、ジュラ紀から白亜紀にかけての時代に形成された。その中心となるタム山塊は450~650kmの周囲に広がり、260,000平方km以上に及ぶ。山の傾斜は非常に緩やかで、頂上付近の角度は0.5度~1度以下である。大きさはニューメキシコ州[1]またはブリテン諸島[2]に相当する。タムはテキサスA&M大学に因む[4]

2013年に発表されたウィリアム・セーガ英語版らの論文の影響で、地球で最も大きい火山[1]と報道され、この説が広く流布してしまったが、セーガらの再調査によって誤りだったことが判明した[5]。セーガは、タム山塊は単一の火山ではなく、海の地殻が次々に折り重なってできた巨大な地形であるとしている[5]

タム山塊の位置[2][3]

出典

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