タサ1600形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/23 06:48 UTC 版)
「国鉄タサ1400形貨車」の記事における「タサ1600形」の解説
タサ1600形は、原油専用の24t 積タンク車として1942年(昭和17年)12月19日に2両(タサ1600 - タサ1601)が日本車輌製造にて製作された。 所有者は、日本石油でありその常備駅は奥羽本線貨物支線(通称:秋田港線)の雄物川駅(現在の秋田港駅)であった。 1両(タサ1601)が戦後の一時期連合軍専用貨車に指定され、その軍番号は8267であった。 塗装は黒色、寸法関係は全長は9,400mm、台車中心間距離は5,400mm、実容積は24.0m3、自重は17.1t、換算両数は積車3.5、空車1.6であり台車はアーチバー式のTR20である。 1981年(昭和56年)3月25日に最後まで在籍した1両(タサ1601)が廃車となり、同時に形式消滅となった。
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