タケシマランとは? わかりやすく解説

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たけしま‐らん【竹××蘭】

読み方:たけしまらん

ユリ科多年草本州中部高山針葉樹林下に生え、高さ1530センチ卵形で、2列に並ぶ。夏、長い柄のある淡赤褐色の花が垂れてつき、実は赤く熟す


竹縞蘭

読み方:タケシマラン(takeshimaran)

ユリ科多年草高山植物

学名 Streptopus streptopoides var.japonicus


タケシマラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 14:21 UTC 版)

タケシマラン
福島県会津地方 2012年6月
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: ユリ目 Liliales
: ユリ科 Liliaceae
: タケシマラン属 Streptopus
: ヒメタケシマラン S. streptopoides
亜種 : タケシマラン S. s subsp. japonicus
学名
Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg subsp. japonicus (Maxim.) Utech et Kawano
シノニム

Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg. var. japonicus (Maxim.) Fassett

和名
タケシマラン(竹縞蘭)

タケシマラン(竹縞蘭、学名:Streptopus streptopoides subsp. japonicus)は、ユリ科タケシマラン属多年草

特徴

は高さ20-50cmになり、ふつう2枝に分かれる。は互生し、長さ4-10cmになる卵状披針形で、同属のオオバタケシマランと違い、基部は茎を抱かない。

花期は6月、葉腋から関節がない花柄を伸ばし、1個ずつ淡紅色のをつける。花被片は6個で長さ3mmになり、基部から平開して先端は反り返る。雄蕊は6個ある。果実は液果で径7mmの球形になり、赤く熟す。

分布と生育環境

日本の本州中部地方以北に分布し、山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林内に生育する。

亜種、品種

クロミノタケシマラン
  • クロミノタケシマラン Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg subsp. japonicus (Maxim.) Utech et Kawano f. atrocarpus (Koidz.) Makino et Nemoto -液果が黒色に熟すもの。
  • ヒメタケシマラン Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg subsp. streptopoides -分類上の基本種。全体に小型なもの。

参考文献

外部リンク




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