タイトル戦・七番勝負時代(第3期から第5期まで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:28 UTC 版)
「叡王戦」の記事における「タイトル戦・七番勝負時代(第3期から第5期まで)」の解説
2017年5月20日に電王戦の終了と第3期以降は王座戦以来34年ぶりにタイトル戦へ昇格すると発表された。これにより、初めてタイトル戦は8つになり、棋聖戦が年2回開催されていた1994年度以来23年ぶりに年8回タイトル戦が開催されることになった。電王戦の終了に伴ってエントリー制から全棋士強制参加に変更され、タイトル保持者の段位呼称も廃止された。主催が新聞社・通信社以外のタイトル戦は史上初。契約金の額による序列は竜王戦・名人戦に次ぐ第3位とされている。また、決勝七番勝負においては、過去に例がない変則持ち時間制の導入のほか、タイトル戦としては初の一日制七番勝負・事前振り駒・チェスクロック方式で行われる(#方式の遍歴)。 第5期では運営費などを募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて実施。高額出資者には振り駒役や本選トーナメントの抽選カード引きなど、将棋タイトル戦における重要な役割の体験が提供される。また、ドワンゴとの動画配信協業により、AbemaTVでも同時生放送が開始された。こちらではオリジナル編集として解説・聞き手は登場せず、評価値と対局の様子に限定して放送される。
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