ゾエ・コンセプト(2009年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 06:51 UTC 版)
「ルノー・ゾエ」の記事における「ゾエ・コンセプト(2009年)」の解説
ゾエ・コンセプトは、2009年フランクフルトモーターショーで、ルノー・クリオ(日本名:ルノー・ルーテシア)と同クラスの電気自動車として、ルノーの未来像を見せる形で一般公開された。(フロントに搭載されている)モーターと(シートの下に搭載された)リチウムイオン電池は96 PS(馬力)(71kW(キロワット)・95 bhp(英馬力))を出力する。約160 km(100マイル)に及ぶ航続距離と時速140 km(時速約90マイル)に達するスピードを持つと推定され、従来の電圧230 V(ボルト)のコンセントで充電でき、充電ステーションなどにある高電圧の急速充電の「クイックチャージ」では20分でおよそ80 %充電できるという。3つ目の革新的な電力の確保方法として、ルノーはバッテリーを充電済みのパックに取り換えるという「クイックドロップ」と呼ぶ方法を提案しており、約3分でバッテリー交換が可能だとしている。 外観はエアコン機能などの電力に利用できるソーラーパネルが付いたサンルーフがある涙滴型のデザインとガルウィングドアから成る。ロレアルが開発した新しい車内環境コントロールシステムは、車内にエッセンシャルオイルを吹き付けて車外の有害な臭いをカットしたり、肌を再水和して乾燥を防ぐことができる。
※この「ゾエ・コンセプト(2009年)」の解説は、「ルノー・ゾエ」の解説の一部です。
「ゾエ・コンセプト(2009年)」を含む「ルノー・ゾエ」の記事については、「ルノー・ゾエ」の概要を参照ください。
- ゾエ・コンセプトのページへのリンク