ソ連によるゲリラ支援強化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 05:39 UTC 版)
「中米紛争」の記事における「ソ連によるゲリラ支援強化」の解説
冷戦下の1970年代においてソビエト連邦は、「アメリカの裏庭」とも呼ばれる中央アメリカ一帯において、アメリカに支援された軍事政権に対して抵抗運動を行う反政府左翼ゲリラへの軍事、経済的支援を強化した。 この様な支援強化を受けて、1979年にニカラグアで、共産主義を信奉する左翼ゲリラにより「コントラ戦争」が勃発した。また、エルサルバドルでも「エルサルバドル内戦」が勃発した。なお、左翼ゲリラ組織に対する援助にはキューバや中華人民共和国も関与していたと言われている。 これに対してアメリカのロナルド・レーガン大統領は、反共の理念を掲げて左翼ゲリラに敵対する親米軍事政権の支援や、ニカラグアの親米反政府組織である「コントラ」をはじめとする、左翼政権と戦う反政府組織や傭兵軍を組織してこれに対応した。
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