ソナタ第39番とは? わかりやすく解説

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ソナタ第39番


ハイドン:ソナタ 第39番(ウィーン原典版番号) ニ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドン:ソナタ 第39番(ウィーン原典版番号ニ長調Sonate für Klavier Nr.39 D-Dur Hob.XVI:24 op.13-4作曲年: 1773?年  出版年1774年  初版出版地/出版社: Kurzb&oumlck 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro5分00
2 第2楽章 Mov.2 Adagio3分30秒
3 第3楽章 Mov.3 Finale: Presto 2分30秒

作品解説

2007年8月 執筆者: 齊藤 紀子

  1773年作曲されエステルハージニコラウス献呈された6曲から成る作品13ピアノ・ソナタHob. XVI/21-26)の4曲目で、全3楽章

 第1楽章ニ長調アレグロの4分の3拍子左右の手並進行による10度特徴的な主題開始する第2主題左手移り右手合いの手奏する展開部(第52小節~)は属調冒頭主題提示して開始する
その後第2主題示され、これら2つ主題はほぼ同等に扱われる再現部(第99小節~)へは、フェルマータ経て入り、ほぼ忠実に提示部再現される

 第2楽章アダージョの4分の4拍子で、第1楽章の同主短調にあたるニ短調よる。このピアノ・ソナタ初版譜では、拍子が2分の2拍子であった3部形式書かれており、左手3度音程伴われる右手メロディー開始する。第8小節目で半終止をすると、平行調にあたるヘ長調中間部開始する。この楽章3部形式は、冒頭メロディー回帰する際(第25小節~)、それに伴う左手中間部開始した音形になっていることが特徴的である。楽章最後属音を3小節保続し、フェルマータ経てアッタッカで次の楽章へと続く。

 第3楽章フィナーレプレストで、4分の3拍子ニ長調よる。ロンド形式書かれており、その主題3度音程6度音程といった重音特徴的である。この主題最後回帰では、フェルマータ付され23小節コーダが続く。

Joseph Haydn “Samtliche Klaviersonaten 2” ed.
Christa Landon, Wiener Urtext Edition 1964



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