ソトイワトカゲとは? わかりやすく解説

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ソトイワトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 13:30 UTC 版)

ソトイワトカゲ
ソトイワトカゲ Egernia frerei
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : Scincomorpha
上科 : Scincoidea
: トカゲ科 Scincidae
: イワトカゲ属 Egernia
: ソトイワトカゲ E. frerei
学名
Egernia frerei
Günther, 1897
和名
ソトイワトカゲ
英名
Major skink

ソトイワトカゲ(外岩蜥蜴、学名:Egernia frerei)は、トカゲ科イワトカゲ属に分類されるトカゲ

分布

イワトカゲ属では唯一オーストラリア以外にも分布することが、和名の由来になっている。

オーストラリアクイーンズランド州北部)、パプアニューギニアニューギニア島南部)

形態

全長40cm。全身の鱗には弱い隆起(キール)はあるものの、棘状にはならない。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は32-36。尾は頭胴長の1.3倍。

左右の鼻孔のある鱗(鼻孔板)は接しない。耳孔前部には3-6枚の鱗の飾りがある。

オスは背面に不規則な黒い斑紋が入る。

生態

熱帯雨林の中にある岩場等に生息する。地表棲。昼行性。

食性は雑食で、果実昆虫類節足動物、小型爬虫類、小型哺乳類等を食べる。

繁殖形態は卵胎生

人間との関係

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。本種はオーストラリア以外にも分布しているためイワトカゲ属の他種より流通量が多い。主に野生個体が流通する。

関連項目

参考文献

  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社2004年、97頁。
  • 千石正一 『月刊フィッシュマガジン No.414』、緑書房、2000年、128-131頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ2002年、56頁。




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