セジマミソサザイとは? わかりやすく解説

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背縞鷦鷯

読み方:セジマミソサザイ(sejimamisosazai)

ミソサザイ科


背縞鷦鷯

読み方:セジマミソサザイ(sejimamisosazai)

ミソサザイ科

学名 Ferminia cerverai


セジマミソサザイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 07:46 UTC 版)

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セジマミソサザイ
セジマミソサザイ Ferminia cerverai
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ミソサザイ科 Troglodytidae
: セジマミソサザイ属
Ferminia Barbour, 1926
: セジマミソサザイ F. cerverai
学名
Ferminia cerverai Barbour, 1926
和名
セジマミソサザイ
英名
Ferminia wren
Zapata wren

セジマミソサザイ(背縞鷦鷯、Ferminia cerverai)は、スズメ目ミソサザイ科セジマミソサザイ属に分類される鳥類。本種のみでセジマミソサザイ属を構成する。

分布

キューバ(サパタ湿原中部および北部)[1][2]固有種

形態

全長16cm。尾羽は長い。[1][2]上面は灰褐色の羽毛で被われ、[2]頭部には黒い斑紋、背には黒い横縞が入る。[1]下面は淡灰色の羽毛で被われる。[2]翼は非常に短い。[1][2]

嘴は長い。[2]

生態

低木がまばらに生えた湿原草原、下生えの密生した灌木林に生息する。[1][2]ほとんど飛翔することはない。[1][2]

食性は雑食で、昆虫クモ、陸棲の貝類、小型爬虫類果実などを食べる。[2]

繁殖形態は卵生。1-7月に茂みの中に球状の巣を作り、1回に4個の卵を産む。[1][2]

人間との関係

開発や野火による生息地の破壊、人為的に移入されたジャワマングースドブネズミによる捕食などにより生息数は減少している。[1][2]生息地の一部はサパタ国立公園やサント・トマス動物保護区として保護されているが、実効的な保護策は行われていない。[2]

関連項目

参考文献

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、237頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『絶滅危惧動物百科6 サイ(スマトラサイ)―セジマミソサザイ』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店2008年、96-97頁。

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