モズモドキ科とは? わかりやすく解説

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モズモドキ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/01 16:27 UTC 版)

モズモドキ科
ズグロモズモドキ Vireo atricapillus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: モズモドキ科 Vireonidae

モズモドキ科(Vireonidae)は、鳥綱スズメ目に属する科。

分布

北アメリカ大陸南アメリカ大陸西インド諸島

形態

上面が緑色の羽毛で覆われる種が多い。嘴は大型で、頑丈。

分類

 Cyclarhis

モズモドキ属 Vireo

 Vireolanius

ヒメモズモドキ属 Hylophilus

生態

森林に生息する。

食性は雑食で、昆虫クモを食べるが、果実も食べる。主に樹上で昆虫を捕食する。

繁殖形態は卵生。樹上に雌雄で営巣する種が多い。植物の葉や樹皮、クモの糸でお椀状の巣を作り、卵を産む。多くの種で雌雄交代で抱卵し、育雛は雌雄共に行う。

人間との関係

開発による生息地の破壊、開発により生息数が増加しているコウウチョウの托卵により生息数が減少している種もいる。

関連項目

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、105、207頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ2 アマゾン』、講談社、2001年、80、165-166頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2001年、98、252-253頁。
  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社1986年、114-115頁。
  • 『絶滅危惧動物百科6 サイ(スマトラサイ)―セジマミソサザイ』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店2008年、76-77頁。

「モズモドキ科」の例文・使い方・用例・文例

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