セグンダ定着とトップリーグ昇格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 05:46 UTC 版)
「ヘレスCD」の記事における「セグンダ定着とトップリーグ昇格」の解説
1988年7月10日、新スタジアムのエスタディオ・ムニシパル・デ・チャピンが完成したため、エスタディオ・ドメクからホームスタジアムを変更し、レアル・マドリードとの間で落成記念親善試合が行われた。セグンダやセグンダ・ディビシオンB(3部相当)で長期間過ごした後、2001-02シーズンにはクラブ史上初のプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格が確実なものと思われたが、シーズンが終盤に向かうにつれて劇的に調子を落とした。ラスト8試合で勝ち点4しか挙げられず、結局は4位に終わって昇格は果たせなかった。このシーズンから6シーズン連続で10位以内を維持したが、2007-08シーズンは不本意な15位という成績に終わった。2008-09シーズンは、2008年11月2日のレアル・ムルシア戦に5-3で勝利してから調子を上げ、2009年1月から2月にかけて5連勝、4月から5月にかけて7連勝を達成した。シーズンを通して昇格圏内を維持し、2009年6月13日のSDウエスカ戦(2-1)に勝利してクラブ史上初のプリメーラ昇格を決めた。2位で迎えたシーズン最終節のセルタ・デ・ビーゴ戦(1-1)は引き分けに終わったが、首位のCDテネリフェがCDカステリョンに1-2で敗れたため、勝ち点82でセグンダ優勝を果たした。モモ、アントニート、マリオ・ベルメホの3人が二桁得点を記録し、総得点・総失点ともにリーグ4位というバランスの良さが昇格につながった。
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