スヴィリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 14:06 UTC 版)
3番船である「スヴィリ(ロシア語:≪Свирь≫)」は、ネヴァ川水系のスヴィリ川に因み命名された。1989年10月17日に北方艦隊に配属された。 就役後、1990年にキューバ、1992年にアンゴラへの医療支援のために長距離航海を行った。1998年 – 2002年には、僻地であるムルマンスク州スプートニク (町)(英語版、ロシア語版)に駐屯するロシア海軍歩兵第61独立海軍歩兵旅団の健康診断を行った。 2000年8月12日に発生したクルスク沈没事故では、翌2001年の引揚に際し、洋上での医療支援を行った。「スヴィリ」の就役後15年間での航海距離は、合計で3万7,519海里に及ぶ。2020年段階では予備役になっている。
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