スライドガラスデジタル化装置(バーチャルスライド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/30 13:16 UTC 版)
「バーチャル顕微鏡」の記事における「スライドガラスデジタル化装置(バーチャルスライド)」の解説
スライドガラスデジタル化装置は標本が乗っているスライドガラス(プレパラートともいう)の標本全体を撮影しデジタル画像にする装置のこと(whole slide imaging)。日本ではバーチャルスライド作製装置と呼ばれている。画像全体がデジタル化され画像データはメディア(ハードディスクやDVD等)に蓄積される。パソコン等のビューアソフトで観察する。ビューアソフトは倍率変換や観察部位移動などの機能を有しておりパソコンのディスプレイで顕微鏡像として観察することができる。装置の多くはインターネットを介して顕微鏡像を観察することができる。日本国内では株式会社クラーロ(当時は株式会社ダイレクトコミュニケーションズ。2016年7月株式会社クラーロはテラ株式会社に事業譲渡)が2003年に自動化装置を開発し、市場投入したのが最初である。
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