スペイン軍の敗北
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 02:14 UTC 版)
「第2次リーフ戦争」の記事における「スペイン軍の敗北」の解説
自国民が死んだ事で漸く重い腰を上げたスペイン政府は、アントーニオ首相の命令によって新たに召集された兵士を派遣した。駐屯軍は5,000人から22,000人へと大幅に増強されたが、スペイン軍は数の面でリーフ兵を大幅に上回る一方で士気や錬度に欠け、また現地の地図など初歩的な準備を行っていなかった。 翌日、スペイン軍はメリリャ近郊でリーフ族の強襲を受けた。マリーナ将軍はカブレラ大佐を指揮官に軍を派遣したが、彼らは夕暮れの中、道に迷って目的地に辿り着けなかった。朝になって漸く目的地と全く違う場所にいるのに気付いたが、そこで彼らは高所に隠れていたリーフ族の伏兵から発砲を受けた。スペイン軍のうち、230人の兵士が負傷、26名の兵士が戦死、また指揮官のカブレラも戦死した。 移動中のスペイン軍はロボ渓谷でリーフ族の伏兵に再び敗北した。この奇襲では分隊を率いていた将軍1名と153名の兵士が死に、600名が負傷した。
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