スタンペード峠道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 23:51 UTC 版)
「グリーン川 (ワシントン州)」の記事における「スタンペード峠道」の解説
ブローアウト山の北隣にあるスノーシュー岳(Snowshoe Butte)の北麓には、カスケード山脈を越えて東西を結ぶスタンペード・パス(Stampede Pass)という峠道があり、スタンペード・パスはグリーン川の主な支流のひとつであるサンデー川(Sunday Creek)に沿って走っている。 スタンペード・パスはかつて東西の峠道として使われていたが、現在は鉄道だけが通じており、高速90号線はさらに北を迂回している。このノーザン・パシフィック鉄道は1880年から1888年にかけて峠の測量や工事を行ない、1888年に開通したスタンペードトンネルによって全通して、カスケード山脈を越えてワシントン州の東西を結ぶ初の鉄路となった。現在の鉄路はサンデー川に沿ってスタンペード・パスを降ってきて、レスター(Lester)でグリーン川に出会い、サンデー川はここでグリーン川に合流する。 レスターのように、グリーン川の上流の谷あいにはかつて、ウェストン(Weston)、グリーンリバーホットスプリングス(Green River Hot Springs)、ナグラム(Nagrom)、メイウッド(Maywood)、ハンフリーズ(Humphreys)、イーグルゴージュ(Eagle Gorge)、レモロ(Lemolo)、ケナスケット(Kanaskat)といった、木材の伐採のための集落や、これらの森林鉄道の支線がたくさんあった。
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