スタジオでのレコーディング
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「ディア・プルーデンス」の記事における「スタジオでのレコーディング」の解説
「ディア・プルーデンス」のレコーディングは、1968年8月28日から30日にかけて行われた。レコーディングは8トラック・レコーダーを使用するために、トライデント・スタジオ(英語版)で行われた。当時ビートルズのメンバーの間では不和が生じており、8月22日に行われた「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」のセッションで、マッカートニーにドラムの演奏について注文を付けられたスターがスタジオを飛び出し、一時的に脱退することとなったため、本作におけるドラムはマッカートニーが代わりに演奏している。レコーディングでは、レノンが購入したギター・アンプ(フェンダー・ツインリヴァーブ)とハリスンが購入したフェンダー・テレキャスターが使用された。 8月28日にベーシック・トラックが作成され、トラック6にマッカートニーのドラム、トラック7にハリスンの音を歪ませたギター、トラック8にレノンのフィンガー・ピッキングによるエレクトリック・ギター(リズムギター)が録音された。 8月29日と30日にトラック1からトラック5に対してオーバー・ダビングが行われた。トラック3にレノンのボーカル、トラック4にマッカートニーのピアノとフリューゲルホルン、ハリスンの追加のギターのパートが録音され、マッカートニーのベースとレノンのタンバリンがトラック5でミックスされた。トラック1とトラック2にマル・エヴァンズ、アップル所属のアーティストであるジャッキー・ロマックス(英語版)のほか、マッカートニーのいとこであるジョン・マッカートニーによるバッキング・ボーカルとハンドクラップ(英語版)が録音された。 10月13日にモノラル・ミックスとステレオ・ミックスが作成された。
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