スズキとの合弁
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1962年、イギリスのクレイトン・ドゥワンドル・ホールディングス(Clayton Dewandre Holdings)との合弁でスンダラム-クレイトン(Sundaram - Clayton)が設立される。この会社の事業はブレーキなどの自動車部品の製造であったが、1978年にモペッドの製造を行うためホスール(英語版)に工場を建設した。1980年、最初のモペッドとなるTVS-50の量産が開始された。 1982年、スンダラム-クレイトンと日本のスズキの合弁によってインド・スズキ・モーターサイクルズ(Ind Suzuki Motorcycles)が設立され、スズキの技術協力を得て1984年からオートバイの量産を開始する。1986年にはTVSスズキに社名変更し、サムライ、ショーグン、フィエロ、シャオリンといった車種をインド市場に投入していった。 2001年、経営方針をめぐる意見の相違から合弁が解消され、19年にわたる提携が終了した。TVSスズキはTVSモーターに改称し、スズキブランドを放棄してTVSブランドでバイクの製造・販売を行うことになった。また、スズキのインド二輪車市場への再参入はすぐには行われず、30ヶ月の猶予期間が設けられることになった(その後、2004年にスズキ・モーターサイクル・インディアを設立)。
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