スカプラリオの約束
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 03:58 UTC 版)
「茶色のスカプラリオ」の記事における「スカプラリオの約束」の解説
スカプラリオで約束される事柄は、茶色のスカプラリオ、カルメル会の修道服を着る者は救われるであろうと単に述べられている。元々は、これは、神から召し出されたことに忠実であるカルメル会の修道士について語っているものである。後に小さな茶色のスカプラリオは一般信者に取って秘跡的なものに変わった。 茶色のスカプラリオの霊的な助けの性質については、大変詳細で特殊な描写がされている。歴史的なスカプラリオについての明確な記述は「このスカプラリオを取りなさい。これを身に付けて死ぬものは誰でも永遠の炎で苦しめられることはない。これを救済のしるしにしましょう。危険からの保護と平和への固い約束です。」 ある時期、スカプラリオは、天国へ簡単に行ける道として説かれたことがあったが、これは信仰への批判となった。茶色のスカプラリオに熱心な人々は、時々迷信に迷い込んでいると非難される。カトリック教会のカテキズムは、茶色のスカプラリオのような秘跡的なものは決して聖霊の様な方法で秘跡が与える恵みを与えることはない。しかし、教会で祈る人たちによって、それらが我々に神の恩寵を受け取る準備をし、連携しやすいようにする。という聖母の執り成しによって、辛抱強くなるか、臨終の秘跡の時に、スカプラリオの約束の保障をするものかのどちらかだと、伝統的なスカプラリオの約束を信じる人々は主張する。クロード・ド・ラ・コロンビエール(Claude de la Colombière)は、頑固な後悔しない罪人は、奇跡か、そうでないにしてもにスカプラリオを脱がされるであろうとのことである。と説いた。
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