ジュニャーナ・ヨーガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:45 UTC 版)
「バガヴァッド・ギーター」の記事における「ジュニャーナ・ヨーガ」の解説
詳細は「ヨーガ」を参照 ジュニャーナ・ヨーガは知恵、知識の道であり、そして究極の現実であるブラフマンを直接体験する道である。欲と行為を放棄し、そして、それゆえに『バガヴァッド・ギーター』で示されるもっとも険しく、困難な道といえる。この道はしばしばアートマンとブラフマンの非二元性を説くヴェーダーンタ学派と関連付けられる。この道の信奉者にはアートマンとブラフマンの同一性の実現こそが解脱への鍵であると信じられている。 万物の個別の状態は唯一者のうちに存し、まさにそれから多様に展開すると見る時、その人はブラフマンに達する。 このように、「土地」と「土地を知る者」との区別を、また万物のプラクリティからの解脱を、知識の眼により知る人々は、最高の存在に達する。 —『バガヴァッド・ギーター』上村勝彦訳、(第13章30節、34節)
※この「ジュニャーナ・ヨーガ」の解説は、「バガヴァッド・ギーター」の解説の一部です。
「ジュニャーナ・ヨーガ」を含む「バガヴァッド・ギーター」の記事については、「バガヴァッド・ギーター」の概要を参照ください。
ジュニャーナ・ヨーガ(智慧の道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:50 UTC 版)
「ヴィヴェーカーナンダ」の記事における「ジュニャーナ・ヨーガ(智慧の道)」の解説
ジュニャーナ・ヨーガは、実在をあるがままに見て普遍なる存在と合一することを目指す。自我とは迷盲であり、神のみが実在であることを知によって理解しようとするのがこの哲学的ヨーガの道である。この道についてのヴィヴェーカーナンダの教えはアドヴァイタ・ヴェーダーンタ、つまりシャンカラの思想が中心になっている。神は遠くの天国かどこかにではなく、全てのものの中に、人間の中に、自分の中にいるということがヴェーダーンタ哲学の主張であるとする。 ジュニャーナ・ヨーガの目的は、全ては神であるという教えを外面だけ研究することではなく、内面に分け入って合一を知ることであるという。
※この「ジュニャーナ・ヨーガ(智慧の道)」の解説は、「ヴィヴェーカーナンダ」の解説の一部です。
「ジュニャーナ・ヨーガ(智慧の道)」を含む「ヴィヴェーカーナンダ」の記事については、「ヴィヴェーカーナンダ」の概要を参照ください。
- ジュニャーナ・ヨーガのページへのリンク