ジャワ島の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:58 UTC 版)
日本軍はついに最終目標のジャワ島へ迫った。第16軍のジャワ島への第一次上陸兵力は55,000名と予定されていた。作戦計画は次のようなものであった。 第2師団基幹の主力はジャワ島西部バンタム湾のメラク海岸に上陸する。那須支隊(支隊長:第2歩兵団長那須弓雄少将)はボイテンゾルグ(現在のボゴール)を占領してバンドン要塞と首都バタビア(現在のジャカルタ)の連絡路を分断し、第2師団主力はバタビアを攻略する。しかる後に東海林支隊と協力してバンドン要塞を攻略する。 東海林支隊(第38師団歩兵第230連隊基幹)はジャワ島中部のエレタンに上陸してカリヂャチィの飛行場を占領し、第2師団のバタビア攻略を支援する。 第48師団はジャワ島東部のクラガンに上陸しスラバヤを攻略する。 坂口支隊(第56師団歩兵第146連隊基幹)、歩兵47連隊は同じくクラガンに上陸し、400キロを踏破してジャワ島南岸の重要港湾チラチャップを攻略する。 航空戦力は、第3飛行集団179機、蘭印部隊50機、第11航空艦隊190機、第1航空艦隊(機動部隊)190機を予定。第16軍主力の地上作戦には第3飛行集団が、第48師団の地上作戦には海軍機が直協する。k
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