ジフェニルアミンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > アミン > ジフェニルアミンの意味・解説 

ジフェニルアミン【diphenylamine】

読み方:じふぇにるあみん

芳香族アミンの一。芳香をもつ無色結晶弱塩基性。アニリンから合成される糖類呈色反応硝酸塩DNA定量のほか、硝煙反応用いられる化学式(C6H52NH


ジフェニルアミン

分子式C12H11N
その他の名称DFADiphenylamine、ノースカルド、ビックディパー、スカルディプ、DPA、C.I.10355、Big dipper、No scald、Scaldip、N-Phenylaniline、N-Phenylbenzenamine、Iminobisbenzene
体系名:イミノビスベンゼン、N-フェニルベンゼンアミン、N-フェニルアニリン、ジフェニルアミン


ジフェニルアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/06 08:27 UTC 版)

ジフェニルアミン
識別情報
CAS登録番号 122-39-4
RTECS番号 9
特性
化学式 C12H11N
モル質量 169.23 g/mol
外観 白または黄色の結晶
密度 1.158 g/cm³
融点

52.9℃

沸点

302℃

への溶解度 不溶
危険性
主な危険性 有毒。変異原性、催奇形性の可能性あり。皮膚や粘膜に有害。刺激性。
NFPA 704
1
3
0
Rフレーズ R23 R24 R25 R33 R50 R53
Sフレーズ S36 S37 S45 S60 S61
引火点 152°C
関連する物質
関連するアミン アニリン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジフェニルアミン(Diphenylamine)は、構造式 (C6H5)2NHの芳香族アミンの一種。 水にはほとんど溶けないが、ベンゼンには溶ける。

利用

硝酸塩の検出[1]DNAの抽出に使われる[2]。硝酸塩の検出は硝煙反応として知られる[3]

関連項目

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ DNA Quantification Using Dimethylamine (click on PDF download link)
  3. ^ 硝煙反応とは - コトバンク 2021年4月3日閲覧

外部リンク





ジフェニルアミンと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジフェニルアミン」の関連用語

ジフェニルアミンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジフェニルアミンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジフェニルアミン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS