シールドとロズンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 18:48 UTC 版)
詳細は「エスカッシャン (紋章学)」を参照 現代の紋章学の主な中心は、大紋章 (armorial achievement) 又は紋章 (coat of arms) である。紋章の中心要素は、エスカッシャンである.。一般に、紋章の中で用いられるシールドの形は特別な意味を持たない。紋章芸術で使用される盾形の流行はだいたい数世紀にわたって変化した。特定のシールド形が紋章記述の中で指定されることもある。これらはほとんど常にヌナブットの紋章と旧ボプタツワナ共和国のような非ヨーロッパの背景で起こり、ノースダコタ州がさらに変わった例として挙げられ、コネティカット州もロココ調のシールドを指定する。 女性は戦場に赴かなかったので、伝統的に彼女らはシールドを使わなかった。その代わりに、彼女らの紋章は、その鋭角のうちの1つで立っているロズンジと呼ばれる菱形に示された。一部の紋章院が例外を設けることがあるが、これは世界の多くで有効であり続ける。カナダでは、女性に対するシールド上に紋章を持てないという規制は撤廃された。非戦闘員の聖職者は、自らの紋章のためにカルトゥーシュやオーバルと同様にロズンジも利用した。
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