シーケンシャル‐アクセス【sequential access】
順次アクセス
【英】sequential access
順次アクセスとは、磁気テープなどの記憶媒体にアクセスする際の方法のひとつで、保存されているデータを記録開始位置から順番に読み込んだり、新たにデータを保存する際に、先頭から順番に書き込むことである。
順次アクセスでは、インデックスを作成することにより、目的のデータまで効率的にたどりつくことができるようになる。ただし、インデックスがない場合は、ビデオテープを早送りするように、目的のデータの部分まで順を追って探す必要がある。
なお、順次アクセスに対して、記憶媒体の特定の部分にデータを保存したり、あるいは、目的の部分だけを読み出す方法は「ランダムアクセス」と呼ばれ、CDやDVDなどに用いられる方法である。
シーケンシャルアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 20:08 UTC 版)

シーケンシャルアクセス (英: sequential access) とは、データ構造や記憶装置などにおけるデータへのアクセス方式のひとつであり、コンテナ(コレクション)または記憶媒体の先頭から順に検索しアクセスしていく。そのため、後ろに格納または記録されたデータに辿り着くまで時間がかかる。これは順次アクセスとも言われる。対になる方式はランダムアクセスである。
(かつての)カセットテープやビデオテープなどオーディオやビデオ用としては多用された。
コンピュータの付帯装置においては、利便性の点でランダムアクセスが可能な機器がもっぱらだが、業務用の磁気テープ(LTOなど)はシーケンシャルアクセスである。また、ランダムアクセスはシーク時間による遅延が発生するため、ディスクメディアに対して大容量のバックアップを行う場合などにおいては、シーケンシャルアクセスの方が高速に読み込み・書き込みが可能である。
データ構造のうち、連結リストは通例シーケンシャルアクセスのみが可能である。任意の位置の要素にアクセスするには先頭ノードから順に辿っていく必要があるため、そのような操作の計算量は線形時間
この項目は、コンピュータに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ:コンピュータ/P:コンピュータ)。
シーケンシャルアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 23:26 UTC 版)
決められた先頭位置から逐次的にしかアクセスできない。従って、ある情報へのアクセスにかかる時間は、先頭位置からの距離に依存する。磁気テープなどの特性で、オフラインストレージに適している。
※この「シーケンシャルアクセス」の解説は、「記憶装置」の解説の一部です。
「シーケンシャルアクセス」を含む「記憶装置」の記事については、「記憶装置」の概要を参照ください。
「シーケンシャルアクセス」の例文・使い方・用例・文例
シーケンシャル・アクセスと同じ種類の言葉
方式に関連する言葉 | サンセット方式 ショップ制 シーケンシャルアクセス スライド制 セントラルヒーティング |
アクセスに関連する言葉 | 無線アクセス 不正アクセス リモートアクセス シーケンシャルアクセス ランダムアクセス |
- シーケンシャル・アクセスのページへのリンク