シンガポールの精神保健
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:21 UTC 版)
「メンタルヘルス」の記事における「シンガポールの精神保健」の解説
GHQ-12によるpoor mental health人口割合(保健省、2010年)年齢18-2930-3940-4950-5960-69男性 14.1% 13.9% 14.6% 5.3% 6.8% 女性 22.6% 18.4% 10.9% 7.8% 6.3% 総計 18.4% 16.2% 12.7% 6.5% 6.6% シンガポール保健省の2010年国家保健調査によれば、女性(14.1%)のほうが男性(11.5%)よりも精神保健状態は良くない(poor)とされた。 国家機関であるシンガポールメンタルヘルス機構(英語版)が実施した、2010年のThe Singapore Mental Health Study (SMHS) によれば、大うつ病性障害、アルコール乱用、強迫性障害が3大障害であった。人生のある時点で、市民の49.2%がうつ病を、3.6%が全般性不安障害または強迫性障害を、0.5-3.1%がアルコール依存を経験する。 精神障害を経験した人は、22.1%は精神科医に、21.6%はカウンセラーに、18%は総合診療医に、12%は伝統医療を受診していた。平均発症年齢は29歳で、発症から受診するまでの期間はアルコール乱用は14年、双極性障害と強迫性障害は9年、全般性不安障害とうつ病は5年であった。
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