シンガポール・ライオンズXIIとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > シンガポール・ライオンズXIIの意味・解説 

シンガポール・ライオンズXII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 06:00 UTC 版)

シンガポール・ライオンズXII
原語表記 LionsXII
愛称 シンガポール・ライオンズ、ライオンズXII
クラブカラー 赤・白
創設 2011年12月5日
解散 2015年
ホームスタジアム ジャラン・ベサール・スタジアム(シンガポール・ジャランベサール区)
収容人数 8,000
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

シンガポール・ライオンズXII(シンガポール・ライオンズ・トゥエルブ)とは、マレーシアサッカーリーグに加盟していたシンガポールのクラブチームである。

概要

シンガポールはマレーシアサッカー協会1921年に結成されると同時に、同協会が主催のリーグ戦に「シンガポールFA(シンガポール・ライオンズ)」というクラブチームで参加。マレーからの分離・独立後も継続参戦を続け、1994年にはリーグ戦とマレーシアカップの2冠を成し遂げるなど、マレーリーグの強豪として知られていた。しかし、八百長疑惑などでその年を最後にマレーリーグから追放される。その後1996年に自国の国内リーグとして「Sリーグ」が結成。現地のマレー人のチームだけでなく、中国人日本人/日系人アフリカ人等のクラブチームが加盟してリーグ戦を行っている。

そんな中の2011年7月にシンガポールの地元新聞が、「マレーシアリーグにシンガポールのチームが復帰」と報じた。これはシンガポールサッカー協会とマレーシアサッカー協会が23歳以下の若手を中心として互いの国のサッカーリーグに2012年から参加させるというものであった。そこでシンガポールサッカー協会がマレーリーグ「復帰」に際し「ライオンズXII」を結成することになった。チーム名は結成年度の2012年であると共に、12番目のフィールド選手であるサポーター応援団)と一体となってチームを盛り上げるという意味がこめられている。

当初はシンガポール在住マレー人を中心に23歳以下を原則とするものの、オーバーエイジとしてフィールドプレーヤーについては5人まで(ゴールキーパーは人員制限なし)の24歳以上の選手、また外国人も2人までとする方針だったが、Sリーグに参加する同趣旨の「ヤング・ライオンズ」も原則23歳以下で構成されていることや、シンガポールでは20歳前後は兵役義務(軍隊、警察、消防他[1])の任務が必要で、兵役者はチーム参加の場合、関係当局の許諾を得なければいけないため、23歳以下だけで結成するというのは困難であるとして、フィールドプレーヤーの上限を28歳に引き揚げた。

なお年齢制限・国籍条件こそあるものの、Sリーグのヤング・ライオンズや、マレー協会がSリーグに派遣したハリマウ・ムダと同じように、必ずしもその国の年代別ナショナルチームと同じではなく、あくまでもシンガポール協会が運営する若手育成型クラブチームという位置づけである。その結成最初の2012年はGKを含め全員が28歳以下、そのうち23歳以下が17人を占めているが、外国籍選手はいない。また大半の選手はSリーグ(ヤング・ライオンズを含む)の所属チームからの移籍などである。

なお本来スーパーリーグの成績下位2チームはマレー2部の「プレミアリーグ」に自動的に降格するシステムであるが、ライオンズXIIについては少なくとも2015年までの4年間は降格条件の成績で終わったとしてもスーパーリーグに残留することが取り決めとして決定している。

しかし、2015年11月にマレーシアサッカー協会はシンガポールサッカー協会との次年度以降のチーム派遣をしない方針を発表し、それに伴ってシンガポール・ライオンズXIIはマレーシア・スーパーリーグからの撤退が決まった[2]。これによってチームの解散が決定、所属選手がSリーグ内のチームに移籍する場合はその給与は維持される事となった。

獲得タイトル

国内タイトル

歴代主将

選手名
2012–2013 シャーリル・イシャク
2014 イサ・ハリム
2015 イズワン・マハブド

関連項目

脚注

  1. ^ 実際、Sリーグにもホーム・ユナイテッド<警察・消防主体>、シンガポール・アームド・フォーシズFC<軍隊主体>といった兵役者が参加できるクラブが存在する
  2. ^ NIK AFIQ (2015年11月25日). “LionsXII will not take part in M-League from 2016”. Goal.com. 2015年11月30日閲覧。

出典

外部リンク


シンガポール・ライオンズXII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/25 01:32 UTC 版)

アル=カーシミ・ラハマン」の記事における「シンガポール・ライオンズXII」の解説

2015年4月27日、彼がシンガポール・ライオンズXIIと契約交わした事が発表された。東南アジア競技大会出場していた彼は、6月11日シンガポールU-23代表インドネシアU-23代表0-1敗北しグループステージ敗退決めるまでは加入しなかった。

※この「シンガポール・ライオンズXII」の解説は、「アル=カーシミ・ラハマン」の解説の一部です。
「シンガポール・ライオンズXII」を含む「アル=カーシミ・ラハマン」の記事については、「アル=カーシミ・ラハマン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シンガポール・ライオンズXII」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シンガポール・ライオンズXII」の関連用語

シンガポール・ライオンズXIIのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シンガポール・ライオンズXIIのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシンガポール・ライオンズXII (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアル=カーシミ・ラハマン (改訂履歴)、サヒル・スハイミ (改訂履歴)、ハリス・ハルン (改訂履歴)、ファズルル・ナワズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS