スピナーズ
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スピナーズ | |
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1965年
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基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州ファーンデール (デトロイト郊外) |
ジャンル | R&B フィラデルフィア・ソウル ディスコ |
ザ・スピナーズ(The Spinners)はアメリカ合衆国デトロイト出身のヴォーカル・グループ。1954年結成。フィラデルフィア・ソウル(フィリー・ソウル)およびファンキー・ディスコの代表的グループのひとつとして知られ、アトランティック・レコード時代には、トム・ベルのプロデュースにより多くのヒットを放ち、R&Bチャートだけでなく全米ポップ・チャートにものぼる人気を獲得した。
2000年代以降、オリジナルメンバーが相次いで他界、中心人物のヘンリー・ファンブロウも2024年に他界した為、現在は2020年に加入した、C.J.ジェファーソンが中心となり、活動を続けている。
ディスコグラフィ
代表曲
- イッツ・ア・シェイム(It's a Shame) - 全米#14、全米R&B#4
- いつもあなたと(アイル・ビー・アラウンド I'll Be Around) - 全米#3、全米R&B#1。もとは『気をきかせてよ(How Could I Let You Get Away)』のB面であったが、こちらのほうがヒットした。
- フィラデルフィアより愛をこめて(クッド・イット・ビー・アイム・フォーリン・イン・ラブ Could It Be I'm Falling in Love) - 全米#4、全米R&B#1
- 愛のめぐり逢い(ゼン・ケイム・ユー Then Came You) - 「ディオンヌ・ワーウィック&スピナーズ」名義。全米#1、全米R&B#2
- ゲームズ・ピープル・プレイ(Games People Play) - 全米#5、全米R&B#1
- ラバー・バンド・マン(The Rubberband Man) - 全米#2、全米R&B#1
- ワーキング(Working My Way Back to You) - 全米#2、全米R&B#6。フォー・シーズンズの『君のもとへ帰りたい』のカバー。
- キューピッド(Cupid) - 全米#4、全米R&B#5。サム・クックのカバー。
アルバム
レーベルはいずれもオリジナル盤準拠。現行の日本盤はユニバーサルミュージック ジャパンおよびワーナーミュージック・ジャパンから発売(邦題のない作品は輸入盤のみ)。
- モータウンV.I.P.
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- 1970年 セカンド・タイム・アラウンド(2nd Time Around)
- アトランティック
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- 1973年 フィラデルフィアより愛をこめて(Spinners)
- 1974年 マイティ・ラヴ(Mighty Love)
- 1974年 新しき夜明け(New and Improved)
- 1975年 フィラデルフィアの誇り(Pick of the Litter)
- 1976年 ハピネス(Happiness Is Being With the Spinners)
- 1977年 イエスタデイ、トゥデイ・アンド・トゥモロウ (Yesterday, Today & Tomorrow)
- 1977年 Spinners 8
- 1979年 From Here to Eternally
- 1979年 Dancin' and Lovin
- 1980年 ラヴ・トリッピン(Love Trippin')
- 1981年 Labor of Love
- 1982年 Can't Shake This Feelin'
- 1982年 Grand Slam
- 1984年 Cross Fire
- ミラージュ・レコード
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- 1985年 Lovin' Feelings
関連項目
脚注
- ^ “Sweethearts of Sigma | Soul Music Biographies”. 2020年7月4日閲覧。
外部リンク
- スピナーズ ワーナーミュージックジャパン
- ザ・スピナーズのページへのリンク