サーキットとしての利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:56 UTC 版)
「エドモントン市中央空港」の記事における「サーキットとしての利用」の解説
2005年から同空港ではチャンプカー・ワールド・シリーズの1戦、エドモントン・インディが開催され、毎年特設のコースが設置された。チャンプカーはインディ・レーシング・リーグ(現IndyCar)と統合したため、2008年から2012年まではインディカー・シリーズとして開催された。旧レイアウトが使われた2011年までは世界でも珍しい「コース全域が現役で稼働する空港の滑走路に置かれるサーキット」であった。2011年には滑走路16/34の閉鎖に伴いコース自体がそちらに移され、全長2.256マイル(3.631km)、13のコーナーを有するものとなり、また空港の存続部分とは完全に分離される形となった。しかし、スポンサー不足により2013年のレースは開催されず、そのまま空港の閉鎖と共に歴史に幕を下ろした。 最大の特徴は全長3/4マイル(1207m)のホームストレートで、ここでの最高速度は200mph(約322km/h)に達する。その手前には180mph(約290km/h)に達するバックストレートがあり、この2本のロングストレートはヘアピンカーブで繋がれている。また、ハードブレーキングが要求される1コーナーやもう一つのヘアピンカーブの5コーナーもあり、ドラフティングとブレーキングの両方でオーバーテイクを試みることができるレイアウトになっている。
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