サラヴァの誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/20 08:04 UTC 版)
クロード・ルルーシュ監督はもともとニュースのカメラマンで、当時売り出し中だった歌手、ピエール・バルーと自主制作で映画を作っていた。バルーを俳優とした長編作品の3作目が「男と女」であった。バルーの友人関係でジャン=ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメという有名俳優の出演を取り付けたものの、資金は底をついてしまった。そこでバルーが知恵を絞り、自分とフランシス・レイの作った楽曲を出版社に売って資金を得ようとしたが、ルルーシュは無名であったため、どこの会社も買おうとしなった。そこで、冗談のように自分で音楽出版社を作ったのがサラヴァ出版である。 ピエール・バルー自身いわく、「男と女の成功でサラヴァの冒険が始まったと考えるのは誤解」だそうで、「音楽出版社による映画の失敗の予測から生まれた」というのが正しいという。
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