サミット(さみっと)
主な先進国のリーダーが集まって、政治や経済に関する国際的な課題について話し合う場となっている。そのため、主要国首脳会議ともいう。今年は、イタリアのジェノバで開かれる。
サミットに参加するのは、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシアの8か国で、各国の首相や大統領をはじめ、財務大臣や外務大臣といった関係閣僚も参加する。財政を担当する各国の大臣が集まる財務相会議、外交を担当する各国の大臣が集まる外相会議などを経て、首相や大統領が参加する首脳会議が行われる。
サミットは、1975年にフランスのランブイエで初めて開催された。その後、参加国の持ち回りで毎年開催され、1976年からカナダ、1997年からロシアが正式に参加するようになった。
2000年の開催国にあたった日本は、閣僚会議を九州で、首脳会議を沖縄で行った。九州・沖縄サミットでは、IT(情報通信技術)を世界的に普及させることを目指した「沖縄IT憲章」を採択している。
今回のジェノバ・サミットでは、途上国のIT化を推進する「e開発資源ネットワーク」を来年1月までに創設することを定めた「ジェノバ行動計画」を共同宣言に盛り込む予定だ。
(2001.07.19更新)
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