サブタイトル:ロンドン・ヴィジョナリーズ(全3巻/コランタン号の航海シリーズ全8巻のうちの3・4・5)
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イギリスに帰還したコランタン号から、伯父のもとに身を寄せたアンリが姿を消してしまう。ルパートはホレイシアに導かれるようにしてアンリと再会するが、夜のロンドン橋に現れた美しい女に幻惑され、テムズ川に落ちてしまう。ルパートは、アンリの友達で、下町育ちのベッツィとアルジュンに助けられた。アルジュンの父親は元々インド出身で、東インド会社に奪われた「ガンガーの封じ珠」と呼ばれる秘宝を追ってイギリスに来ていたのだった。その一方で、コランタンに乗り組む水兵の強制徴募が始まっていたが、なぜかアルジュンもその対象となっていた。そのアルジュンはガンガーの封じ珠を盗もうとしてアンリと知り合い、アンリはアルジュンと共に珠を持って伯父の屋敷を飛び出したのだった。生憎ドクトル・カロンというメスマー主義者が「動物磁気」を提唱し、それで人々を癒し、ロンドン橋を壊して、ロンドンの街を解放しようともくろんでいたが、真の黒幕は彼を操るベシャール大佐だった。ルパートが橋の上で見かけたのは、かつて人柱となって以来、ロンドン橋の守護神であった「レディ・リー」だったのだが、ベシャールは珠を使ってレディ・リーを消そうとする。アンリとルパートの活躍で、レディ・リーは救われたが、今度はカロンがロンドン橋の人柱となり、ベシャールは珠を奪って逃走する。コランタンに下る追跡命令。そのコランタンでは、アルジュンがミジップマン(英語版)と同じ訓練を受けるのを嫌がり、艦上に現れたミスタ・ジョーンズにたしなめられる。アルジュンもまた「見える」人間だったのだ。
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