サドラーズウェルズ系種牡馬の活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:41 UTC 版)
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サドラーズウェルズは自身だけでなく、その産駒も種牡馬として多数活躍している。なかでもガリレオは、14戦無敗のフランケルなど多数の活躍馬を輩出し、2008年以降英愛リーディングサイアーの座を12度獲得し、さらにその子らも種牡馬として目覚ましい成果をあげている。モンジューもエプソムダービー勝ち馬を4頭送り出すなど、ガリレオに次ぐ後継種牡馬として活躍した。 ヨーロッパ以外に繋養されている種牡馬も活躍馬を輩出している。アメリカではエルプラドがメダグリアドーロなどを輩出しアメリカのリーディングサイアーとなり、その子のキトゥンズジョイも父子2代でのリーディングサイヤーとなった。さらに、オーストラリアではシーニックとハイシャパラルが、南アフリカではフォートウッドが活躍馬を送り出している。このようにサドラーズウェルズ系の勢力は世界各地に広がっている。 日本ではオペラハウスがG1を7勝したテイエムオペラオーやG1を4勝したメイショウサムソンなどを輩出したものの、上記2頭以外の直仔は総じて不振だった。オペラハウス以降にJRAのG1を勝つ同系種牡馬が現れるのは、サドラーズウェルズを3代父に持つローエングリンの仔のロゴタイプが2012年に朝日杯フューチュリティステークスを制するまで時間を要した。ロゴタイプは2013年に皐月賞、2016年に安田記念を制している。 直系子孫についてはサドラーズウェルズ系を参照のこと。
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