サウンドノベルツクーレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:41 UTC 版)
「伊集院光 深夜の馬鹿力のコーナー」の記事における「サウンドノベルツクーレ」の解説
サウンドノベルを自分達で作ってしまおうという、株式会社 アスキーとのタイアップ企画コーナー。プロローグと3つの選択肢を発表し、それらの続きの話と、そこからの3つの選択肢を募集。次回にうち一つが採用され、同じ繰り返しでストーリーを作っていく。番組内で選ばれなかった選択肢の続きは、没投稿や番組スタッフからのアイデアを元に伊集院自身が執筆したが、膨大な量となりゲームの発売を遅らせてしまった。完成したストーリーの内、「卒業証書」はプレイステーション版の、「ユキピーの最短3分下手すりゃ3世紀クッキング」はセガサターン版のサウンドノベルツクール2にサンプルゲームとして実際に収録されることとなった。両サンプル収録作の完成後は「風が吹く〜桶屋が儲かる」までの間の展開を考えるコーナーとして継続。この内、「卒業証書」は他のサンプルゲームと比して突出したボリュームを誇り、全27のミニシナリオへと分岐。展開はそれぞれ全く異なっている。ギャグ一辺倒のシナリオもあれば、シリアス一辺倒の悲恋譚や活劇もある。恋愛ゲーム風のマルチシナリオにもかかわらず、ヒロインと結ばれてのハッピーエンドやそれに準ずる結末は極めて少ない。27のシナリオの内の大半は悲劇的末路(失恋、逃避、遭難、事故死、他殺、ヒロインが病死、ヒロインが主人公に殺される等)。冒頭では凡人として描かれる主人公だが、シナリオの展開次第では、深刻ないじめの被害者や人間不信の塊といったネガティブな側面が強調される。1997年3月10日(第75回) - 1997年7月14日(第92回)。
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