サイバー‐インテリジェンス【cyber intelligence】
サイバーインテリジェンス
【英】cyber intelligence
サイバーインテリジェンスとは、サイバー空間で行われる諜報活動(intelligence)のことである。国家や企業の機密情報の窃取を目的として行われる。
サイバーインテリジェンスの手口として、最近では、実在する関係者の名前や業務上の話題をメールに盛り込むことで受信者を油断させる「標的型メール」と呼ばれる手法が増加していると言われている。
サイバーインテリジェンスはサイバー攻撃や、サイバーテロなどと共に、情報通信技術における脅威の一つと見なされている。
サイバーインテリジェンスに対し、情報漏洩や盗取を防ぎ、機密情報を保護する取り組みは、カウンターインテリジェンス(防諜)と呼ばれる。日本では、2006年12月に、「カウンターインテリジェンス推進会議」を設置、2009年に「特別管理秘密に係る基準」を施行するなどの、国家的な情報機能強化に向けた取り組みを行っている。
参照リンク
カウンターインテリジェンス推進会議 - (内閣官房)
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