コーンウォール伯リチャード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/27 18:21 UTC 版)
「ティンタジェル城」の記事における「コーンウォール伯リチャード」の解説
1233年、イングランド王ジョンの次男でヘンリー3世の弟であるコーンウォール伯リチャードによって城は建てられた。古のコーンウォールを治めた王たちの場所として思われ、またアーサー王伝説所縁の土地であるという理由からである。城は古のものと映るように古式の様式で建築された。リチャードはこのようにして、余所者に対して警戒心のあるコーンウォールの民の信用を高めようと考えていた。城自体の戦略的価値は全くなかった。 リチャードの後にコーンウォール伯を継いだ者の中で、この城に興味を抱いた人物はいなかったので、城は州長官に任された。城は荒廃し、1330年代には屋根が取れてしまった。これ以来、城は住居として用を成さない城跡となった。
※この「コーンウォール伯リチャード」の解説は、「ティンタジェル城」の解説の一部です。
「コーンウォール伯リチャード」を含む「ティンタジェル城」の記事については、「ティンタジェル城」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からコーンウォール伯リチャードを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からコーンウォール伯リチャードを検索
- コーンウォール伯リチャードのページへのリンク