コールドボックス法とは? わかりやすく解説

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コールドボックス法

英語 cold box process

広義には熱硬化でない常温硬化する造型全体を指すが、狭義にはアメリカアシュランド社が開発したイソキュア法(Isocure process)といわれる常温鋳型造型法を指す。碇砂にパート1といわれる液状フェノール樹脂パート2といわれる液状ポリイソシアネートを、それぞれ砂の0.8~1.5添加して混練し、混練砂をつくる。これを常温の型内に充填したあと、触媒働きをするアミンガを通気して数秒で硬化させるシェルモールド法比べ造型速度速く模型材質金型でなくてもよい、大型化できるなどの理由で、1980年ごろより普及している。混練砂やできた中子長く貯蔵できないシェル比べ強度が弱いこと、などの欠点がある。自動車用鋳物部品でも、シリンダーブロックボア中子だけでなく、ウオータージャケット中子を含むすべての中子が切り替わってきている。また、デフギヤケースなどの中子変更されてきている。

参照 アシュランド法
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


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