アシュランド法
アメリカのAshland社で開発された造型法で、有名なものは2種類ある。ひとつはイソキュア法(Isocure process)と呼ばれ、液状フェノール樹脂と液状ポリイソシアネートを添加混連した砂を型内に吹き込み、その後、アミンガスを触媒として通気して、10数秒で効果させる方法である。これはコールドボックス法とも呼ばれる。もうひとつは、リノキュア法(Lino cureprocess)と呼ばれ、アルキッド変性油と硬化剤を添加混連した砂を型内に充填して放置し、自然硬化させる自硬性鋳造法である。この方法では硬化までに20~30分かかる。
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