コート・ド・ボーヌとは? わかりやすく解説

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コート・ド・ボーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 08:32 UTC 版)

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コート・ド・ボーヌの葡萄園

コート・ド・ボーヌ(Côte de Beaune)は、フランス東部、ブルゴーニュ地域圏コート=ドール県南部にあるワイン生産地で、北に接するコート・ド・ニュイ地区とともに、最も偉大なブルゴーニュワインの生産地である。地区名のほかにAOC名としても使われ、地区名を表すときは、略してボーヌ地区と呼ばれることもある。

ワイン

ボーヌ市から東および北に広がる地域は、赤ワインが多く作られ、赤・白ともに特級畑がある。ボーヌより南のムルソーからは、白ワインが多く作られ、シャサーニュ・モンラッシェ村とピュリニー・モンラッシェにまたがるモンラッシェは、世界で最も偉大な白ワインとされている。なお、最南端のサントネは、力強い赤ワインの産地として知られている。

AOCコート・ド・ボーヌ

ボーヌを含むコート=ドール県の13村と、ソーヌ=エ=ロワール県の4村で作られるワインのうち、それぞれの村のAOCの規格には通らなかったものの、地区の特徴が十分現れているワインに与えられるAOCである。二つ以上の村のものをブレンドすることは許されない。

AOCコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ

上記の二つ以上の村のワインを混醸またはブレンドしたもの。ボジョレーやコード・デュ・ローヌではヴィラージュが着く方が上級品であるが、この地区ではヴィラージュのついた方が下位である。

関連項目

座標: 北緯46度59分 東経4度47分 / 北緯46.99度 東経4.78度 / 46.99; 4.78


コート・ド・ボーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/04 22:34 UTC 版)

ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」の記事における「コート・ド・ボーヌ」の解説

詳細は「コート・ド・ボーヌ」を参照 コート・ド・ボーヌはボーヌ中心とする丘陵地で、ブドウ作付面積コート・ド・ニュイの約2倍である。グランクリュはコート・ド・ニュイよりも少ないが、地形多彩な変化に富む分、様々なワイン生産されている。 知名度が高いのは、コート・ド・ボーヌ唯一の赤ワインのグランクリュであるコルトンフランス語版)(白のグランクリュもわずかにある)および白のグランクリュのコルトンシャルルマーニュフランス語版)とモンラッシェである。 コルトンシャルルマーニュは、カール大帝シャルルマーニュ)が保有していたとされる最上級の畑で、カール大帝775年にこの畑を寄進してから、1,000年以上、教会保有していた。同名ワインブルゴーニュでは最高級白ワインのひとつに位置づけられる。他方で、モンラッシェも「世界最高峰白ワイン」と評されるコルトンの丘 コルトンの丘のブドウ畑 モンラッシェブドウ畑 サントネピノ・ノワール

※この「コート・ド・ボーヌ」の解説は、「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」の解説の一部です。
「コート・ド・ボーヌ」を含む「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」の記事については、「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」の概要を参照ください。

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