コンゴ民主共和国の政党制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 08:24 UTC 版)
「コンゴ民主共和国の政党」の記事における「コンゴ民主共和国の政党制」の解説
1960年の独立後、コンゴ動乱を経て、1965年11月、モブツ・セセ・セコがクーデターで全権を掌握、独裁体制を確立した。 1971年には国名をザイール共和国(その後1997年に国名を元に戻す)に改め、与党革命人民運動 (MPR) による一党制に移行した。 1990年4月、民主化要求の高まりを受け議会は11月に複数政党制への憲法修正案を可決したものの、以後も権力に執着し、1995年までの30年間独裁を続けた。 モブツ政権崩壊後、内戦が勃発し2006年まで総選挙は実施されなかった。 内戦が続いた結果、中央政府の統制力は弱体化し対立する民族ごとに政党、政治勢力が分立する状態が続いている。 各政党はイデオロギーや選挙運動などの政党機能は弱く、指導者の下に忠誠を誓う組織となっている。 内務省に登録している政党は278。
※この「コンゴ民主共和国の政党制」の解説は、「コンゴ民主共和国の政党」の解説の一部です。
「コンゴ民主共和国の政党制」を含む「コンゴ民主共和国の政党」の記事については、「コンゴ民主共和国の政党」の概要を参照ください。
- コンゴ民主共和国の政党制のページへのリンク