コンウェイのチェーン表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/28 21:35 UTC 版)
コンウェイのチェーン表記(コンウェイのチェーンひょうき、英: Conway chained arrow notation)とは、1995年にイギリスの数学者ジョン・ホートン・コンウェイによって導入された巨大数の表記法の一つである。
クヌースの矢印表記やアッカーマン関数などより比較的強い演算である。具体的には、3つ組ではクヌースの矢印表記と等価だが、更に長く続けることで、クヌースの矢印表記では簡潔に表せない、あるいは現実的に表せない大きな数を表すことができる。
導入
加法を反復すると乗法、乗法を反復すると累乗が得られる。このとき累乗を上向き矢印によって a ↑ b = ab と表して、さらに ↑ の反復を ↑↑(テトレーション)、↑↑ の反復を ↑↑↑(ペンテーション)、というように矢印を増やしていくことで累乗の先の演算を表せるようにしたものをクヌースの矢印表記と呼ぶ。
コンウェイのチェーン表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:50 UTC 版)
「巨大数用語一覧」の記事における「コンウェイのチェーン表記」の解説
クヌースの矢印表記の拡張による巨大数の表記法。右矢印(→)を用いるもので、「矢印の増加」そのものの繰り返し、『「矢印の増加」に繰り返しを入れること』の繰り返しなどを表現できるようにし、さらに巨大な数を表せるようにしたものである。
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