コラムニスト・SF作家として
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「亀和田武」の記事における「コラムニスト・SF作家として」の解説
1979年頃にアリス出版を退社してフリーのコラムニストになる。なお『劇画アリス』は、迷宮の米沢嘉博が編集長となり1年ほど刊行されて、1980年に廃刊。一方で亀和田は『本の雑誌』『噂の真相』などでコラムを発表。その辛辣ぶりで評判となる。 当時は「昭和軽薄体」ブームの渦中であったが、その中で南伸坊の文章を「素人ぶっていて、カマトト的だ」と批判した。また当時、「初期のいかがわしさ」を失っていたタモリを「竹村健一、さだまさしといった、誰がみてもイモである連中を、笑いのターゲットにしても、予定調和にすぎず面白くない」と痛烈に批判した。 また、雑誌『漫画アクション』の名物匿名コラム「アクション・ジャーナル」を阿奈井文彦、呉智英、関川夏央、堀井憲一郎、村上知彦、山口文憲らと執筆。 SFの世界では『SFマガジン』誌のレビュー欄の担当を皮切りに1980年『SF宝石』誌に「ザ・ビッグ・ウェーブ」を発表し、SF作家としてデビュー。1982年に、初のSF短篇集『まだ地上的な天使』を刊行した。
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